初心者にお勧めのギター練習曲ってなんでしょうか?

 

ネットで色々検索していると必ず出て来るお勧めの定番曲というのがあります。

 

そうタイトルにもある

 

スピッツの名曲 チェリーです。

 

自分はこれを見るたびに心の中で3回こう唱えます。

 

嘘やろ・・・嘘やろ・・・嘘やろ・・・

 

スピッツのチェリーは、聴きやすいメロディーラインとシンプルなコード進行で、言わずもがなJPOP史に残る名曲と言って良いと思います。

 

 

ですが、実はこの曲ギター初心者・入門者にとってはめちゃくちゃ難しいんです。

いや、初心者にお勧めの弾き語り練習曲(ドヤァ!)って紹介しているサイトさんやまとめとかがいっぱいあるのでこういう表現にしておきます。

 

自分はこの曲めちゃくちゃ難しい曲だと思っています。

 

この曲をギター初心者・入門者の練習曲にお勧めするなんて、これからギターを頑張って上達したいと思っている人を挫折させる気か!(苦笑)

とさえ思ってしまいます。

 

野球未経験者を甲子園常連の名門高校の野球部に放り込むようなものです(言い過ぎ!)

 

このブログを運よく?見つけられたギター初心者さんはチェリーを練習してはいけません!

いや、チェリーを弾きたいならギターの練習を頑張ってもっと上達してからにして下さい。

 

 

このスピッツのチェリーが難しいと思う理由は

 

まずFコードが頻繁に登場することです。

サビにも、Bメロというか、Aメロとサビの繋ぎの部分にもFコードが出てきます。

 

Fコードと言えば、ギター初心者にとっての鬼門、最初の難関とも言える部分です。

このFコード登場しまくりのチェリーを初心者に練習させたら、まず弾けません。

 

初めてギターで弾けるようになった曲がスピッツのチェリーっていうギタリストは、よっぽど練習熱心か、この曲が弾きたくてたまらないか、辛いことがあっても頑張れる人でしょう。

言い過ぎたかもしれませんが、多分簡単でしたって言う人は居ないと思います。

 

もう一つの難しい理由が跳ねたリズムの難しさです。

 

この曲は、ハーフタイムシャッフルと言う初心者にとっては激ムズのリズムパターンの楽曲なんです。

 

ギターを始めたばかりの初心者・入門者の方が、ハーフタイムシャッフルなんて言葉を聞いても何のことかさっぱりだと思うので順番に説明しますと

 

 

まず一般的なロックの楽曲で聴けるリズムがいわる8ビートです。

日本のロックバンドで言うと、古くはBOOWYやBLUE HEARTSとか、少し前だとGLAYやラルクアンシエルとか、最近ではBUMP OF CHICKENもRADWIMPSも

 

というか、邦楽、洋楽問わず殆どのロックバンドの楽曲で聴ける一般的なリズムだと思います。

 

次に16ビートですが

これは、ギタリストならみんな大好き?なヘビーメタルの曲、日本で言ったらちょっと古いですけどX JAPANとかがバラード以外の曲でやってますよね。

AKB48とかEXILEとかジャニーズ系の音楽とか、ダンサブルな楽曲やアイドル系の音楽にも良く使われるので、これも耳なじみのあるリズムだと思います。

 

ドラムのハイハットがツクツク鳴っていたり、バスドラがドコドコ鳴っていたり

説明が初心者っぽいですが(笑)そういうリズムですね。

 

 

ここまで理解していただいた上でシャッフルっていうリズムについてですが

これは3連符の真ん中を抜いたようなリズムで、ブルースの楽曲全般に使われるリズムパターンです。

 

8分音符を3連符の1番目と3番目のタイミングで演奏するんですけど、これが馬が走っているように跳ねて聞こえるので跳ねるリズムなんて言います。

 

日本人には苦手とされるリズムで、最近の楽曲では聞かれることも少なくなりましたね。

JUDY AND MARY の そばかす とか B‘z の ギリギリCHOP とかがこの跳ねたシャッフルのリズムの曲ですね。

 

洋楽だとUCC缶コーヒーのCMか何かで流れていたと思いますがDEEP PURPLE の BLACK NIGHT とか

RED HOT CHILI PEPPERS(レッチリ) の Higher  Ground(スティービーワンダーのカバー)とかありますね。

 

で、最後に冒頭で出てきた、スピッツのチェリーに使われているリズム

ハーフタイムシャッフルですが、シャッフルの半分の時間、つまり16ビートで跳ねているんですね。

 

16分音符を、6連符の2番目と4番目を抜いたような感じで演奏します。

・・・聞いただけでも難しそうですね。

 

このハーフタイムシャッフルと言うリズムはTOTO(トトと読みます。良くネタにされていますが、トイレのメーカーでは無いです。)というバンドのドラマー ジェフポーカロが得意としていたリズムで

TOTOのロザーナ という楽曲が多分世界で一番有名だと思っているんですけど

 

日本のバンドだとMr.Childrenの掌なんかもハーフタイムシャッフルですね。

他には宇多田ヒカルさんのAutmaticとかMISIAさんの包み込むようにとかUA(ウーア)さんの情熱とか

いわゆるソウルやR&B系の音楽にも使われています。

 

恋ダンスでお馴染みになった星野源さんの曲にもハーフタイムシャッフルの楽曲がありますね。

 

洋楽だと MAROON 5 の Sunday Morning や Jamiroquai の Virtual Insanity もハーフタイムシャッフルです。

ストレートなロックよりも、お洒落系の楽曲に使われていますね。

 

 

この16ビートで跳ねるっていう感覚が、ギター初心者・入門者どころの話ではなく、上級者でもめちゃくちゃ難しいんです。

プロのミュージシャンでも苦手としている人が居るくらい難しいです。

 

 

多分頑張ってFコードを弾けるようになって、スピッツのチェリーのコードも弾けるようになっても

いざ弾いてみたら何か違う気がするとか、曲と同じ感じのノリで弾けないとか、絶対違和感を感じると思います。

 

というか、初心者だとリズムが取れなくて、合っているのかも分からないまま何となくCDに併せて弾いているという

ギターの上達とは全くかけ離れた状態で、ダラダラとギターの練習をしてしまう状態に陥ってしまうかもしれません。

 

 

なので、ギター初心者上達委員会では、スピッツのチェリーはギター初心者、入門者用の練習曲としてはお勧めいたしません。

ギター初心者・入門者にお勧めの練習曲も近いうちにブログで書きたいと思っていますので更新したら読んでください。

 

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-ギター初心者上達委員会 管理人みち-

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