コーラスの使い方 | ギター初心者上達委員会

コーラスとは

コーラス(Chorus)は、ギターから出された音の周波数を上下に揺らす事で、音に厚みを出すエフェクターです。


ギターをダブルで弾いたような(ギター2本で同じ音を弾いているような)効果があります。


ギターのテクニックにビブラートという音を揺らすテクニックがありますが、ギターの原音にビブラートが掛かった音を重ねるエフェクターとイメージすると分かりやすいかもしれません。


コーラスエフェクターには後述するアナログコーラスとデジタルコーラスがあり、アナログは高音域がカットされ音が丸くなる傾向があり、デジタルコーラスは高音域もクリーンに聞えます。


揺れた音を狙う場合であれば、ソロ、バッキング共に使用する事があります。


擬似的なダブリングで音の厚みを出す効果がありますが、掛けすぎると音やせし、音が薄っぺらになってしまいますので気をつけましょう。

コーラスのつまみ

コーラスのつまみには、音の揺れの速さと掛かる深さ、そして原音と揺れた音の重ね具合を調節するつまみがあります。


・音揺れの速さ設定するつまみ


レイト(Rate)やスピード(Speed)等と呼ばれる事が多いです。


つまみを上げるほど、音の揺れが速くなります。。


・音揺れの深さを設定するつまみ、つまみを上げると大きく揺れます。


デプス(Depth)と呼ばれる事が多いです。


・原音に対して揺れた音の重ね具合を決めるつまみ


レベル(Lebel)バランス(Balance)等と呼ばれます。


原音に対し、揺れた音の割合を決めるつまみで、全開にすると原音とコーラスの割合が10:10になるのが一般的だと思います。

コーラスの使い方

コーラスは、ソロ、バッキング共に使用する事の多いエフェクターです。


レイト(Rate)を速くし、デプス(Depth)を抑えるとビブラートっぽくなります。


クリーントーンのカッティングやアルペジオに向いた設定です。


逆にレイト(Rate)を遅くして、デプス(Depth)を深くすると厚みのあるコーラスの掛かった(ダブル効果のある)音になります。


ディストーションの掛かった低音弦のバッキングやギターソロ向きの音です。


バランス(Balance)は、原音10に対してコーラスの揺れた音が5〜8割位になるように設定するのが良いと思いますが、この辺りは好みで設定してください。


また、一般的にはクリーントーンには高音域にもキレイにエフェクトが掛かるデジタルコーラス、ディストーションには、高音域をカットして音に丸みがでるアナログコーラスの方が向いています。


ですが、これも音の好みになってしまいますので、実際に自分で演奏して狙った音に近いものを選んで下さい。

コーラスの種類

・アナログコーラス


温かく自然なコーラス効果が獲られるエフェクターです。


高音域がカットされるものが多く、音に丸みが出るため、ディストーションサウンドのようにキンキンし過ぎる音などに掛け厚みを出すのに向いています。


・デジタルコーラス


高音域まで綺麗に揺れる音が特徴で、音もアナログに比べてクリーンでキラキラした音になります。


クリーントーンのアルペジオやカッティング、アタック感のある音に向いています。


・ステレオコーラス


出力が2系統あるコーラスで、2種類の揺れを出せるものや、ドライな音(原音)とエフェクト音(揺れているコーラスの掛かった音)を別々に(2台のアンプやスピーカーで)出力出来ます。


ギター用のコンパクトエフェクター等でステレオコーラスと言えば、大体ドライ音とエフェクト音に出力が分けられたもので、勿論ドライだけを出力してもコーラス効果は一切ありませんので気をつけましょう。