ディレイの使い方 | ギター初心者上達委員会

ディレイとは

ディレイ(Delay)は、ギターから出された音を遅らせて再生する事で、やまびこのような効果を出すことが出来るエフェクターです。


ギターの音に対してエコーを掛けたような効果を出したり、かえるの歌のようにギターフレーズを追いかけて鳴らす事が出来ます。


リバーブに比べると音やせが少なく、こもりにくいと言われ、ギターソロやアルペジオに薄く掛けると単純に上手く聞えます。

ディレイのつまみ

ディレイのつまみには、音を弾いてからディレイが鳴るまでの時間、ディレイの回数、ディレイ音の大きさを設定するつまみがあります。


・ディレイ音が鳴るまでの時間を設定するつまみ


ディレイタイム(Delay Time)と呼ばれる事が多いです。


ディレイ音が鳴るまでの時間=ギターを弾いてからやまびこの返ってくるまでの間隔を設定します。


長く設定するとロングディレイと呼ばれるロングトーンのメロディー演奏に向いたディレイ、短く設定するとショートディレイと呼ばれるエコーのような効果を得られます。


・ディレイの回数を設定するつまみ


フィードバック(Feedback)等と呼ばれる事が多いです。


ディレイ音が鳴る回数=やまびこの返ってくる回数を設定するつまみです。


後述する付点ディレイ等では1回、ロングトーンディレイでは3回位鳴るように設定するのが基本です。


・ディレイ音の音量を設定するつまみ


レベル(Lebel)やバランス(Barance)と呼ばれるものが多いです。


ディレイ音の音量=やまびこの大きさを設定するつまみです。


付点ディレイなどでは原音と同じ大きさで、ショートディレイは小さめに、ロングディレイでは原音の3分の2くらいに設定すると綺麗に鳴ります。

ディレイの使い方

ディレイの最も一般的な使い方は、単音弾きやアルペジオなど、音の分離感のあるフレーズに対しショートディレイを薄く掛ける事でエコーのような効果を得る方法です。


これは、エフェクターを何も掛けない状態よりも、単純に演奏が上手く聞えるので試して見ると良いです。


バラードなどのロングトーンでメロディーを弾くフレーズに対しては、ロングディレイを使用する方法もあります。


次に付点ディレイと呼ばれる使い方です。


演奏しているリズムで、原音に対して、付点8分音符のタイミングでディレイ音が1回だけ鳴るように設定します。


すると、8分音符の演奏が、ディレイの効果で16分音符で弾いているかのように返ってきます。


ロック系のアルペジオや、ミュートフレーズ等に良く使われます。

ディレイの種類

・ステレオディレイ


レコーディング時に、ステレオの左右でディレイタイムを変えて音に広がりを出すディレイです。


右の音のディレイ音だけを左に出すというような事も出来ます。


・クロスディレイ


ステレオディレイとは違い、ディレイ音が左右に交互に飛ぶピンポン効果を持ったディレイです。


・タップテンポディレイ


ディレイにタップスイッチが付いており、ディレイタイムを足でリズムを刻む事で決められるディレイです。


・マルチタップディレイ


ディレイの出力が2つあり、2種類のディレイタイムを出力する事が出来るディレイです。


・ダッキングディレイ


ピッキングの回数に反応しディレイ音のレベルが変化するディレイで、速弾きの時は薄く、ロングトーンの時は深く掛かるなどギターソロを弾く時に使ったりすると便利です。


・モジュレーションディレイ


ディレイタイムが揺れるディレイで、発音タイミングが規則的に変化します。ディレイで擬似的にフランジャーやコーラスを深く掛けたような効果を出せます。