オーバードライブの使い方 | ギター初心者上達委員会

オーバードライブとは

オーバードライブ(Over Drive)は歪み系エフェクターの中でも最も一般的なエフェクターです。


ディストーションやファズなど、歪みエフェクターは他にも色々とありますが、これらは歪みの深さによって名前が呼び分けられている事がほとんどで、オーバードライブは歪みすぎず程良いドライブ感が得られるエフェクターと言って良いと思います。


オーバードライブは、クリーンに近いようなクランチトーンから比較的深く歪んだロック的な音まで幅広く作れるため、非常に便利です。


コードストロークでも一つ一つの音が潰れずはっきりと出せますし、音に芯が残るため前に出てくるようなアタック感と抜けの良い音を作ることも可能です。


ヘビーへタルやハードロックギタリストには、歪が足りないと言う意味で物足りないと感じる方も多いと思いますが、深く歪んだ音よりもピッキングのニュアンスがつけやすいという利点があり、上級者以上のギタリストが好む傾向が高いです。


逆に言うと、歪が浅い分正確に演奏しないと音に粗が出るという面もあり、初心者の方には弾きにくいと感じるかもしれません。


しかし、深く歪ませれば弾けるけど、オーバードライブサウンドでは弾けないという場合は、実際には音でごまかしているだけで弾けていないという事なので、一発本番のライブ演奏ならまだしも、自宅での練習では難しいフレーズもオーバードライブサウンドでしっかりと弾けるように練習して欲しいと思います。

オーバードライヴのつまみ

オーバードライブのつまみは基本的に歪みの深さを決めるつまみと、音量を決めるつまみがあります。他にはトーンをコントロールできるものもあります。


・歪みの深さを決めるつまみ


歪みのコントロールは、ゲイン(Gain)・ドライブ(Drive)等の名称がついています。これで、ギタートーンの歪み具合を調節出来ます。
大体1〜2でクリーントーンに近いパリッとしたアタック感のある音、5位でブルースギターにも使えるようなクランチ、7〜8でパワーコード等のバッキングにも向いたオーバードライブ、全開にすればディストーションにも近い音が得られるものもあります。


歪み具合は、エフェクターによって個別に異なりますので、実際に弾いて好みのサウンドのものを使用してください。


・音量を決めるつまみ


音量を決めるつまみは、マスターやボリュームといった名称で、エフェクターをONにした時の音量を決めるつまみです。


ON・OFF時の音量を同じにしてギターの音色を使い分けたり、少し大きめにしてギターソロ用に使用したり、アンプの歪みにさらに歪みを加える事でブースターの役割をすることも出来ます。


・トーンをコントロールするつまみ


エフェクターでのトーンコントロールは、1個のものであればトーン(Tone)・トレブル(Treble)のような名称が多く、ギター本体に付いているトーンと同じような効果があります。


つまみを上げるほど、アタックがありとがった音になり、下げるほどこもった音になります。


また、アンプと同じようにロー(Low)・ミッド(Mid)・ハイ(High)をレンジごとに設定できるエフェクターもあります。

オーバードライブの使い方

オーバードライブの最も基本的な使い方は、音色の変更です。


バッキング用のクリーントーンやクランチをアンプのつまみで設定し、歪みサウンドをエフェクターをONにしエフェクターのつまみで作ります。


この場合、ONとOFFの音量を同じに設定します。


次にソロ用にオーバードライブを使用する方法です。


同じようにバッキングのクリーン音をアンプで作り、ソロ用のオーバードライブサウンドをエフェクターで作ります。


この場合、ソロの音は単音弾きが多くなると思いますので、バッキングよりも少し音量が上がるように設定します。


また、トーンを少し上げると音ヌケが良くなりますが、上げすぎると耳障りなキンキンした音になるので注意が必要です。


最後がブースターとしての使い方です。


アンプでクランチやオーバードライブサウンドを作り、エフェクターの歪み(ゲイン)やトーンがアンプよりも若干上がるように設定しソロのときだけONにすると、音ヌケの良いディストーション的なサウンドを作る事が出来ます。


オーバードライブを2つ使用してアンプ側で音を作り、ギター側をブースターとして使うことも可能です。


ただし、エフェクターはつなぎ過ぎると音が細く抜けも悪くなるので気をつけてください。