ギターの指板上で、どのフレットを押さえればどの音程が出るのか?
これを覚えることは非常に重要です。
まったくギターが弾けない初心者のうちは、ドレミを弾く程度にしか考えられないかもしれませんし
そんなの覚えたところでなんの役に立つの?と思うかもしれませんが
コードを覚えたり、理論やスケールを覚えていくほど、この指板上での音程を覚えておくと
理解も早いですし、ギターを弾くのが楽しくなります。
曲をコピーしたときに、オリジナルのフレーズやオブリを入れたり
アドリブを取ったりするときにも役に立ちます。
特に、ジャズやブルース、コード譜によるセッションなどにおいて
指板上で音程を覚えておくと
音を外さなくなりますし、メロディアスに弾ける様にもなります。
音を覚えることで耳が良くなりますし、耳コピにも役立ちます。
コードやスケールなどの音楽理論を覚えたときに、
耳で理解できていなくても、理論的にカッコイイ音が出せるようになります。
あなたが出したい音が、何処を押さえれば出せるのか?
これを、理解しているのとしていないのとでは大きな差が出来てしまうんですね。
ギターは、音程を聞き分ける耳が無くても
ギターのフレットのポジションで視覚的に音を覚えることが可能です。
あせらず少しづつでよいので、一緒に覚えて行きましょう。
以下に、指板のフレットに対応した音程を記載します。
しっかり覚えてくださいね。
質問などがありましたらメールにて受け付けております。
―――――――――――――――――――――――― 1 E|-F-|-F#|-G-|-G#|-A-|-A#|-B-|-C-|-C#|-D-|-D#| ―――――――――――――――――――――――― 2 B|-C-|-C#|-D-|-D#|-E-|-F-|-F#|-G-|-G#|-A-|-A#| ―――――――――――――――――――――――― 3 G|-G#|-A-|-A#|-B-|-C-|-C#|-D-|-D#|-E-|-F-|-F#| ―――――――――――――――――――――――― 4 D|-D#|-E-|-F-|-F#|-G-|-G#|-A-|-A#|-B-|-C-|-C#| ―――――――――――――――――――――――― 5 A|-A#|-B-|-C-|-C#|-D-|-D#|-E-|-F-|-F#|-G-|-G#| ―――――――――――――――――――――――― 6 E|-F-|-F#|-G-|-G#|-A-|-A#|-B-|-C-|-C#|-D-|-D#| ―――――――――――――――――――――――― 0| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10| 11| 12| 13| 14| 15| 16| 17| 18| 19| 20| 21| 22| 23| 24|
行の左の数字=ギターの弦
列の下の数字=ギターのフレット
0=開放弦
アルファベットは以下の音程を表しています。
A=ラ B=シ C=ド D=レ E=ミ F=ファ G=ソ
音程はアルファベットで表すので覚えましょう。
※以下はそれぞれ同じ音を表します。
F#=G♭ G#=A♭ A#=B♭ C#=D♭ D#=E♭
表記の都合上全て#の形式で記譜しています。
(同じ譜面上に♯と♭を混同すると読み難い為)