レッド・ツェッペリンT レッド・ツェッペリン | ギター初心者上達委員会

レッド・ツェッペリンT レッド・ツェッペリン

レッド・ツェッペリンT

ローリングストーン誌の選ぶ 史上最も偉大なアルバム
オールタイムベストアルバム500
第29位
レッド・ツェッペリン
レッド・ツェッペリンT


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ギター初心者・入門者向け解説

レッド・ツェッペリンT LED ZEPPELINは、1969年1月12日に発売されたイギリスのロックバンド、レッド・ツェッペリンのデビューアルバムです。


イギリスのブルースロックグループ、ヤードバーズにたった一人残ったギタリストのジミーペイジは、バンド名の継承権を得るとともに、ヤードバーズが契約していたスカンディナヴィアでのツアーを実施する責務を負わされることになりました。


そのためペイジは急遽、セッション・ミュージシャンとして既に有名だったジョン・ポール・ジョーンズと若手無名ヴォーカリストのロバート・プラント、ドラマーのジョン・ボーナムをメンバーとするバンドを結成し、ニュー・ヤードバーズの名義でツアーを行いました。


このバンドがレッド・ツェッペリンに改名され、1968年10月、ロンドンのオリンピック・スタジオでレコーディングされたのがこのレッド・ツェッペリンTです。


スカンディナヴィア・ツアーの間に楽曲のすり合せは充分できていたため、このアルバムはわずか9日間、36時間のレコーディングで完成し、総制作費用は1,782ポンドと言われています。


レッド・ツェッペリンはハード・ロックを定義した最初のバンドであり、ヘヴィ・メタルの先蹤(せんしょう)と見なされていますが、このアルバムで聞ける音作りは間隙を生かした空間感覚の演出に特徴があり、一般的なHR/HMのような目一杯音を詰め込むものとは違うとも言えます。


この空間感覚を生かすために、このアルバムはまだモノラル版のアルバムも珍しくなかった960年代末に、最初からステレオ版のみでリリースされています。


プロデューサーはギタリストのジミー・ペイジ、レコーディング・エンジニアはグリン・ジョーンズです。


ジャケットの表面には、燃え落ちるツェッペリン飛行船ヒンデンブルク号爆発事故がモノクロで印刷されており、Led Zeppelin(Lead Zeppelin、鉛の飛行船)というバンド名はキース・ムーンが考案したものだと言われていますが、ジョン・エントウィッスルはバンド名(Lead Zeppelin)もジャケットも自分のアイデアであると主張した経緯があり、これは元々ジミー・ペイジとキース・ムーン、そしてジョン・エントウィッスルで結成する予定だった新バンドのアイデアだったと言っています。


これに対しペイジは、ジャケットは自分たちで考えたもの、バンド名はキース・ムーンから聞いたものだが、元来エントウィッスルが考えたものがムーン経由で伝わったのかもしれず、だとしたらエントウィッスルのクレームも納得できる、と述べています。


また、ジャケットの裏面には、クリス・ドレヤが撮影したメンバー4人の写真が使われており、メンバー全員が1枚に収まった写真がアルバム・ジャケットに使われたのは、このデビューアルバムがが最初で最後になりました。


レッド・ツェッペリン I』は1969年1月12日にアメリカで発売され、発売直後にアメリカ最大手の音楽雑誌であるローリング・ストーン誌では、好ましくないとレビューされましたが、ビルボードチャートでは73週連続チャートインし、最高10位、イギリスでは1969年3月28日に発売し、79週連続チャートにイン、最高位は6位と大ヒットを記録し、この1,782ポンドで制作されたアルバムが1975年までで350万ポンド以上売り上げたものとされて、現在までに、アメリカ国内だけでも販売累計は800万枚を超えたと推定されています。


ブルースを基礎とし、ギターリフの上にシャウトするヴォーカルを被せる音楽のスタイルは、クリームとジミ・ヘンドリックス、そして直接的には第1期ジェフ・ベック・グループが草分け的な存在でしたが、これらレッド・ツェッペリンに先行する人々の音楽が、ハードに演奏されたブルースであったのに対して、レッド・ツェッペリン Tに収録された楽曲はブルースを基礎としたハード・ロックであり、この微妙な、しかし決定的な違いがレッド・ツェッペリンを新時代のロック・バンドとして急上昇させ、時代の中心となることが出来ました。


1969年1月12日、突然に、しかもその完成形を以てハード・ロックが出現したと評する評論家もいるくらいで、レッド・ツェッペリン Tの大々的な売り上げは、その音楽が如何に時代の嗜好に合致していたかということを物語っていると言えます。


当時ローリング・ストーン誌などの批評家たちからは否定的な評価を受けて居ましたが、現在ではローリング・ストーン誌のオールタイム・ベスト・アルバム500とオールタイム・ベスト・デビュー・アルバム100に於いて、それぞれ29位と72位にランクインし、当時とは全く逆に評価を覆したアルバムとなりました。


古い音楽は音質的に受け付けないというようなギターキッズでも、レッドツェッペリンの曲やジミーペイジのギターは魅力的に聞こえるんじゃないかと思うくらいそれくらいカッコ良いです。


ジミーペイジのギターリフや作曲センスは非常に素晴らしく、ギター初心者の方は勉強するところだらけだと思います。


伝説のデビューアルバムを是非耳にしてください。


Led Zeppelin
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