アーティキュレーションとは、明確な発音や音節というような意味があります。
音を保つ、音を切ると言ったような、発音方法を指定する際に用いられる記号を紹介します。
まずは、テヌートです。テヌートには、音を保つと言う意味がありますが簡単に言うと音符の長さぎりぎりまで音を伸ばすと言うような意味合いです。
譜面上では、音符の玉の上(もしくは下)に のような横線で表します。
【tenuto】や【ten.】のように記載されることもありますが、ギターでは が一般的です。
このように、音をギリギリまで保って音符の音価通りに弾く事を、スクウェアに弾くという場合もあります。レガートも同じような意味ですね。
次に、スタッカートです。スタッカートはテヌートとは逆に音を切ると言う意味があり、音を伸ばさずに発音して直ぐにミュートするイメージです。
譜面上では、音符の玉の上(もしくは下)に で表します。
やはり、【staccato】や【stacc.】と記譜される場合もありますが、ギターでは が一般的です。
音符の半分の長さで切ると説明されることが多いですが、実際の演奏ではまちまちです。跳ねるようなリズムを出したい時に用いられます。
続いて、メゾスタッカートです。メゾスタッカートは音を保ちつつ切り離すと言う意味があります。これは、スタッカートとレガートの中間という意味ですがギターではあまり見ません。
記譜上では