拍子とは、曲のリズムを表すものです。
二拍子、三拍子、四拍子などを単純拍子と呼び、六拍子、九拍子、十二拍子を複合拍子と呼び、五拍子、七拍子、八拍子を変拍子と呼びます。
ロックやポップスでは、一般的に4分の4拍子や4分の3拍子が殆どです。プログレッシブロック等のジャンルでは変拍子が多く使用されたりします。
拍子は、五線譜の頭の音部記号の横に分数で記譜され、拍子が変化するパートは、変化する直前に分数で記譜されます。
拍子記号は分数で記譜され、一小節の音符の数を表します。
分母が音符の長さを表し、分子が音符の数を表しています。
例えば、4/4なら、四分音符が4つ分の長さ、3/4なら四分音符3つ分の長さという意味です。
また4/4拍子は【C】一文字で表されることが多いので覚えておきましょう。
拍子記号は、一小節の音符の数を表すもので、音符の長さ自体を決める曲のテンポとは全く関係がありませんので勘違いしないように注意しましょう。